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パイプライン/Pipeline

パイプライン/Pipeline

新規パイプラインの獲得

(1) 「正常細胞と癌細胞の細胞分裂過程の違いに着目した独自のスクリーニング

キャンバスの開発パイプラインにある2つの化合物CBP501とCBS9106はいずれも、
「癌細胞の多くは細胞分裂プロセス(細胞周期)が正常細胞と異なる」
という事実に基づいて当社が独自に構築した細胞表現型スクリーニングから創出・最適化したものです。

これらふたつの化合物は、ひとつは「カルモジュリン・モジュレーター」、もうひとつは「XPO1可逆的阻害剤」と、まったく異なる作用メカニズムを持ちつつ、
「細胞レベル・動物実験レベルで癌を特異的に殺傷している(副作用が少ない)」
という重要な共通点があります。

このアプローチや、多様な作用メカニズムの候補化合物を獲得する特徴については、《キャンバスの創薬プラットフォームのページ》をご参照ください。

CBP501の開発進捗、CBS9106の提携獲得・臨床開発の進捗は、キャンバスの創薬基盤技術(スクリーニングや候補化合物の最適化活動全般)の妥当性を客観的に示しています。

私たちはこれからも、キャンバス独自の細胞表現型スクリーニングによって、新たな抗癌剤候補化合物の創出を目指します。

(2) CBP501の新知見に基づく「次世代CBPプロジェクト」

これまで進めてきた臨床試験のデータや基礎研究成果の積み上げによって、CBP501は癌細胞をただ傷害するだけでなく、癌細胞を免疫原性細胞死(免疫細胞の注意を集めるような種類の細胞死)に導いたり、「癌微小環境(癌細胞が育っている周辺の細胞)」にも作用して、「癌免疫」や「癌幹細胞」に関わる広範な作用を示す可能性が明らかになりつつあります。
詳しくは《CBP501のページ》をご参照ください。

これらの新しい知見をもとに、キャンバスの基礎研究チームは、(1)に示した創業以来の細胞表現型スクリーニングとは別に、「癌免疫」「癌幹細胞」など個別の作用に着目した候補化合物創出を開始しました。
便宜上「次世代CBPプロジェクト」と称していますが、CBP501の改良によるいわゆる「次世代化合物創出」にとどまらず、より幅広いアプローチによる取り組みを進めています。
現在、TAT-S216・CBP501の系譜に属するペプチド型抗癌剤「CBP-A」ならびにCBP-Aシリーズとまったく別の発想から作製したペプチド型免疫系抗癌剤「CBP-B」のふたつの次世代化合物創出プロジェクトが進められています。
詳しくは《パイプラインのページ》をご参照ください。

キャンバスのパイプライン展開

キャンバスのこれまでの研究開発と、今後取り組んでいく上記2つのアプローチによる新規化合物創出を1枚の図にまとめると、このような構造になっています。

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