会社に関するご質問
キャンバスの創薬事業・開発・提携に関するご質問
創薬事業には、医薬品開発の過程(詳しくは
こちらをご覧ください)において、探索研究の成果を早期に導出(ライセンスアウト)するモデルや、他社で創出され何らかの要因で開発がペンディングとなっている化合物を導入し新たな付加価値を加えて導出するモデルなど、さまざまなビジネスモデルが存在します。
その中で私たちは、自社で探索創出した化合物を臨床開発によって付加価値を十分に高めて製薬企業等に導出する、ハイリスク・ハイリターンのビジネスモデルを志向しています。
特に最先行化合物CBP501に関しては、「創薬パイプライン型」開発を志向する旨を公表しています。
当社と武田薬品工業株式会社は、2010年6月に提携を解消しました。
提携解消時の共同プレスリリースにもあるとおり、現在進めている臨床第2相試験の終了を控え、今後の開発方針に対する考え方について、両社間で大きな相違が見られました。結果として、契約解消が両社にとって最善であるという結論に至り、契約解消を合意するに至ったものです。
当社は、現在の臨床試験で獲得しつつある臨床データを基に、一刻も早く新たな提携パートナーを得て迅速な開発を推進することが、より早期の医薬品上市実現と株主価値向上に寄与すると考え、新たな製薬企業等との提携獲得に向けて積極的な活動をおこなっています。
なお、CBP501臨床試験から得られているデータについて当社と武田薬品工業株式会社は、提携解消時点で「有効性および安全性に関して今後の開発継続の判断を妨げるような事象は出ていない」と見解が一致しています。
業績・財務に関するご質問
当社の単年度業績見通しは、提携契約等の締結に至った場合に当該契約が事業収益・事業費用等に及ぼす影響が極めて大きいと考えられることや、研究開発費に大きな影響を及ぼす臨床試験の進捗について合理的な予測が困難であることから、合理的な業績予想の算定ができないため、公表していません。単年度業績見通しが判明した場合には、速やかにお知らせします。
なお、数字での公表はしていませんが、業績見通しに関する定性的な情報を
会社プレゼンテーション資料に掲載しています。
CBP501の将来のスケジュールについては、現時点で予測不能のさまざまな変動要因が存在します。
その上で、理想的かつ最速の開発ができる想定で、「2027年承認・上市」を目指し得ると判断しています。
会社プレゼンテーション資料をご参照ください。
第2相試験以降の臨床試験が所定の要件を満たすものであった場合に、マイルストーンペイメントが発生します。
第2相試験以降の試験であればすべて対象となるわけではないことにご留意ください。
要件の内容等についてはStemline社との守秘義務に基づき現在多くの項目について非開示ですが、開示可能な情報は
会社プレゼンテーション資料に記載しています。
開示可能情報の拡充について現在交渉中であり、可能になり次第公表します。
最近のプレスリリース等に関するご質問
株式に関するご質問
こちらの図表をご参照ください。
私たちは、
(1) 第3相試験ではないものの、臨床試験の継続(第2b相試験の開始)は承認されたことで、米国で開発を継続する場合のワーストシナリオが底上げされた
(2) 予め準備を始めておいた欧州試験によって、ベストシナリオの可能性が維持された
と考えています。
欧州第3相試験の準備状況は、規制当局への申請に必要な事前作業(EMAは事前提出書類等が米国よりもたくさんあります)がほぼ終わり、正式な臨床第3相試験開始申請を提出予定という段階です。
2024年2月27日更新 欧州における規制当局EMA(欧州医薬品庁)への臨床試験開始申請⼿続きを開始し、当社が実施を希望している臨床第3相試験の具体的な内容に関する協議が始まりました。
こちらのリリースをご参照ください。
臨床試験のプロトコール等に関する個別具体的なミーティング等は臨床試験開始申請提出からスタートします。現在は、その申請に必要な事前作業がほぼ終わった状態です。したがって現時点では正式な手続きとしての事前協議等を当局と実施しているわけではなく、欧州臨床試験で承認獲得実績のある研究者・医師らとの協働の中で手応えを持つに至っています。
2024年2月27日更新 欧州における規制当局EMA(欧州医薬品庁)への臨床試験開始申請⼿続きを開始し、当社が実施を希望している臨床第3相試験の具体的な内容に関する協議が始まりました。
こちらのリリースをご参照ください。